NISAで投資信託
NISAとは2014年1月からスタートする少額投資非課税制度のことです。
投資による利益は課税対象ですが、NISA口座を利用すると、毎年100万円までの投資から生まれる利益は、最長5年間という運用期間のなかで非課税となります。
これまではデフレの時代でどうしても貯蓄に意識が向かいがちでした。
しかし、これからはインフレが進み、消費税も値上げされ、ただ貯蓄しているだけでは、持っているお金の価値が下がるばかりです。
上手に投資して、お金を増やさないといけません。
そんなタイミングでのNISAの開始。これを利用しない手はないと思い、投資信託を始めました。
2013年10月現在、2014年度のNISA口座開設の受付は始まっています。
なぜ投資信託か
NISAで扱っている金融商品は、株式、投資信託、ETF(上場投資信託)、REIT(不動産投資信託)などです。なお、銀行やゆうちょ銀行では投資信託しか扱えません。
その中で、私が投資信託を選んだのには、次のような理由があるからです。
世界中の株や債券に投資できるから、長期投資に向いている
NISAの最長5年間という非課税期間を有効利用するには長期投資が向いていると思います。長期投資するには、世界中の株や債券に分散して投資するのがセオリー。ある時期やある地域の経済が悪くなったりしても、世界全体で見れば少しずつ良くなっていくはずだという考えです。しかし、個人で世界中の銘柄の業績をチェックしたり買ったりするのは不可能です。それが、「世界中の株や債券に投資する」といった投資信託を購入すれば、簡単に実現できるのです。ここが私が考える投資信託の1番のメリットだと思います。
専門家が運用するから、投資にかける時間を節約できる
個人でいろいろな商品に分散投資したり、その後の値動きの監視したりするのは、非常に手間のかかることです。そんなことをやりだしたら、1日中モニターとにらめっこしないといけません。その部分を投資信託会社のファンドマネジャーが肩代わりしてくれます。ただし、専門家が運用するからといって必ず高いリターンがくるわけではありません。そこを差し引いても、言わばほったらかしの状態で運用できるのは、この上ないメリットであると思います。
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