新規設定ファンドには要注意
新しく設定された投資信託を「新規設定ファンド」といいます。
この新規設定ファンドを購入する際には細心の注意をしたほうがよいでしょう。
なぜなら、新規設定ファンドには過去の運用実績が全くないからです。それは、大きな不安材料です。純資産残高の推移などは、投資信託を選ぶための判断材料になるので、それがないというのは、地図も持たずに航海に出るようなものです。
ところが、販売金融機関は、既存の投資信託より、新規設定ファンドをすすめたがります。販売担当者に新規設定ファンドを売るためのノルマが課せられているのではと考えられます。新規設定ファンドには過去の実績が見えないため売りやすいという側面があるのです。
投資信託を購入する際は、実績のあるものを選んだほうが賢明です。