手数料のかからないノーロードファンド
投資信託を購入する際は、販売金融機関に販売手数料(購入時手数料)を支払います。
販売手数料は購入金額に対する割合で示され、投資信託によってかわりますし、販売金融機関によっても異なる場合もあります。一般的な投資信託の販売手数料は0.5%〜2%程度です。
その一方で、販売手数料をとらないノーロードファンドというタイプの投資信託もあります。
購入するならノーロードファンド
販売手数料というものは、販売金融機関が販売という業務の代わりに得るお金のことです。投資家は投資信託の運用とは関係のないお金を払っていることになります。
ならば販売手数料がかからないノーロードファンドを購入したほうが理にかなっています。
例えば、販売手数料が3%で1万円の投資信託を購入すると、9700円からのスタートになります。最初から投資元本が目減りしている状態です。まずは、1万円に戻すところから投資運用を始めないといけません。これでは投資効率が大きく低下してしまいます。
ですから、どうせ購入するならノーロードファンドがよいでしょう。販売手数料を払ったところで、何もいいことはありません。
ただし、販売手数料を取らない代わりに、信託報酬が割高になっている投資信託があるので注意が必要です。